[人サイド] ①キム・スンギュのゴールキーパー論「学習して研究してこそ防ぐことができる」
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※一部要約(10月21日の記事)

今年はじめに日本Jリーグ・ヴィッセル神戸に移籍したGKキム・スンギュは「1チームで10年間いたので、快適になった感じを受けた。自分に刺激を与えたかった」と言った。
現在、代表チームのGK争いで最もリードしているという評価を受けるキム・スンギュに日本・神戸で会った。

不便な環境でより成長したいというキム・スンギュの姿は、考えとは違って気楽そうに見えた。
2016シーズンのJ1前期リーグで12位に終わったヴィッセル神戸は、後期リーグで2位を走って反転に成功した。
前期リーグ17試合で25ゴールを許したキム・スンギュは、後期リーグ17試合で15ゴールしか許さず、神戸のゴールを堅く守っている。

失点率の記録の面ではあまり印象的な方ではないが、Jリーグの週間ベスト11にも選ばれるなど、技量を認められている。
韓国人GKの地位を高めているのはキム・スンギュだけではない。
チョン・ソンリョンも川崎フロンターレの上り調子を導いて注目されている。

キム・スンギュとチョン・ソンリョンの活躍で、日本JリーグでGKの影響力が変わったという話が出ている。
殊勲選手のインタビューで、GKのおかげで勝ったという発言をしばしば目撃することができる。
GK飢饉に苦しめられた日本で、GKの試合比重はどんどん低下していた。
日本クラブは先を争って韓国のGKを獲得し、その成果をしっかりと見ている。

キム・スンギュのJリーグ行きはチームだけに良いことではない。
自らをさらに発展させたいという意志を持って海外進出を選んだキム・スンギュは、日本生活を通じて学んでいることが多いと言った。
最終的にはヨーロッパ進出の夢を描いているキム・スンギュに、日本で過ごす最初のシーズンの話を聞いた。


─後期リーグで成績が完全に変わった。まったく別のチームになったみたいだ。

正しい。プレーしていてもかなり感じる。私たちはペドロなどのブラジルFWが前半期にかなり休んでいた。MFも弱かった。攪拌機に傭兵の選手の身体が良くなり、獲得もして成績が良くなった。守備型MFのニウトン、レフトバックの橋本和が来たのもすごく役立った。ニウトンもネルシーニョ監督と同じブラジル出身で、ワタルも以前にネルシーニョ監督と一緒にしたことがあったので、難なく適応したようだ。

守備的なこともそうだが、前期リーグにはブラジルFW2人がどちらも休めば攻撃も良くならなかった。
攻撃もできず失点すると選手の自信が落ちた。
前半期には逆転勝ちがなかった。
後半期になると先に失点した試合でも逆転勝ちをたくさんした。
傭兵の身体も良くなって成績が良くなった。


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─最後の3試合でチャンピオンシップステージの進出が決まる。後期リーグ優勝は簡単ではない状況だ。(後期14ラウンド現在、1位は浦和レッズで34点、ヴィッセル神戸は29点で5点差。)

とりあえずそれでも3試合残っている。ネルシーニョ監督様がミーティングで、サッカーはどうなるかわからないので、残り3試合をどうにか勝とうとおっしゃった。前期リーグもそうだし、後期リーグでも残念な点は、弱いチームの新潟に負け、横浜遠征でも負けて勝ち点差が広がった。その部分が最も残念だ。今のメンバーでそのまま来シーズンを行えば、もっと好成績を期待できると思う。


─神戸では試合に対する準備はどのようにしているのか?

私たちは強いチームではないので、相手チームごとに私たちが合わせて準備することが多い。相手チームの戦術について一週間準備をたくさんする。守備組織は練習を毎日行う。


─初の海外進出で意思疎通がかなり必要なGKのポジションだ。早く適応できた秘訣は何なのか?

選手がみんな上手だと言ってくれる。コーチングスタッフももし失点しても"お前のミスじゃない"と言ってくれ、自信をすごく与える。単に言ってるだけじゃなく本当に心から言っている感じを受けた。試合を準備するのに気が楽で、そうしてるうちに適応が早くなった。日本のファンも最初は私をよく知らないので、失点をちょっとしても見守っているようだった。今は私も驚くほど好きになってくれている。


─自ら気楽な環境より不便になりたいと言っていたが、すると実際には気楽に過ごしているということなのか?

そんなに気楽ではないだろう。まず外国人選手である。成績が良くなければ韓国でもそうだが、傭兵のせいだというのがまず最初に出てくる。傭兵生活という部分では気楽にはならないだろう。韓国でも昨シーズンのような場合は負担感がかなりあった。日本では韓国とは別の負担感である。

私も韓国で傭兵選手を見ていると、成績が出なかったら去れば良いので、熱心にプレーしないんじゃないかという考えで見たりもしていた。直接傭兵になってみて、また私が初めてこうして海外進出してみると、感じられる負担の大きさが違った。


─GKの主戦競争は他のポジションより激しい。どうしても交代は多くない。今シーズンはリーグ戦で全試合プレーしている。サブになった日本のGKはどう過ごしているのか?

最初はかなり心配した。私より年上の兄たちだ。昨シーズンは31歳の選手と32歳の選手が代わりながらプレーした。確実な主戦がいなかった。はじめて来て心配していたが、考えとは完全に違って適応するのを助けて本当によくやってくれた。練習するときも楽しく、言葉もかなりかけてくれた。失点すれば試合後にそのシーンがどうだったのかも話してくれる。GK同士で互いに誕生日も準備する。





─日本での生活はどうなのか?

思ったより時間がないみたいだ。一日が早く過ぎる。大阪にもショッピングに行って、神戸ではほとんど食事に行く。神戸はハーバーランドが有名だ。食事はほとんど韓国料理を食べる。


─最近は韓国でも地震の脅威が大きい。日本で地震を経験したか?

私は初めてすごく強い地震を経験した。鳥栖に遠征に行ってそこで大きな地震を経験し、もうある程度の地震が来ても大丈夫なようだ。特に大破したりはしなかったが、もしかしたらと服を着て寝た。危なくなったらすぐに飛び出そうと(笑)。ブラジル選手はコーチ様と1階にみんな降りていった。日本選手も財布を持っていった。エレベーターも駄目で本当に驚いた。すぐに出ていくためには服を着て財布を持って寝なければならない。日本では通知が鳴ればすぐに地震が来る。寝ていて携帯電話が鳴ったら今でもびっくりする。飛び出しそうだ(笑)。


─神戸のGK練習はどのようにしているのか?

若い頃から外国人コーチとしてみたいという思いがかなりあった。私たちのチームにはブラジルのコーチがいる。韓国ではできなかった練習を多くしているようだ。動画で見てやってみたかった練習を直接多くしている。韓国で練習していたときはどの位置でどのように立てという指示しか受けてなかったが、今は同じような場合にこの位置では角度がどうなるのか、角度が正しいのかなどを感じて学んでいる。理解させてくれる。この位置にいるときは今後どう出ていくのかについての反応練習を強調し、その部分もかなり練習する。


─特別な練習はあるか?

ゴールポストの前に防水マットを敷いて水を注ぐ。そうしてボールスピードを速くする。テニスボールでの練習も毎週一回ずつする。


─ブラジル出身のGKコーチと通訳の伝達過程が面倒だろう。日本語はどの程度学んだのか。

二重で伝達しているが不便なことはない。日本語はまだ不十分だが、試合ではまったく問題ない。試合中に不便なことはない。試合中にする言葉はまず短い。冬季練習のときからかなり学ぼうとしていたし、シーズンに入っても独学でかなり勉強している。高校のときから日本に進出してみたいという気持ちがあり、少し勉強していたのが役に立ったようだ。言語を勉強するのも面白いようだ。


─Jリーグに来て1シーズンの間に最も発展した点があるなら?

Kリーグにいたときは所属チームと代表チームでするサッカーに大きな違いがあった。側の空席にフリーの選手がいても、ボールを預けられなかった。監督様が望むやり方ではなかった。日本ではちょっと危険なときにボールを預けても、選手もそうだし監督様もなんともなく受け入れる。代表チームが追求しているサッカーも似ていて、混同なく試合をしている。去年はそういう違いが大きくて難しかった。チームでパスをあまりしてないと、ボールを持っても側にいる選手が見えない。前の選手だけを見ていると、代表チームに行ったら側にいる選手に渡すかどうかを把握しにくかった。タイミングを少し奪われただけでもパスをできない。代表チームで2週間そういうサッカーをして、所属チームに行くとまた前だけを見て側に預けることができないので、キックをするタイミングとパスをするタイミングがこんがらがった。そういう点が良くなったようだ。


─日本では確実にGKのビルドアップを強調するのか?どんな方法で準備するのか?

大枠がいくつか決まっている。それがないときは自分の判断でする。CBやSBにボールを出せば、FWとMFがどう動かなければならないのかが用意されている。もともとビルドアップは私も自信のある部分だったが、蔚山で10年間ビルドアップをするサッカーをしなかったので、そういう感覚を失ってしまっていた。今は少しずつ取り戻しつつある。


─Jリーグは後方のビルドアップは上手だが、守備は弱いという指摘がある。直接やってみてどうなのか?

韓国にも守備の強いチームがあるように、日本にも守備の強いチームは強い。守備が弱いチームは組織でカバーしようとする。チームごとにスタイルが異なる。もちろんCBの選手が安定している側面はある。背の高いCBは多くない。足元は強いが上でぶつかるチームには弱いようだ。身体条件の理由があるみたいだ。なのでFWに背の高い選手が1人入っただけでも脅威的だ。傭兵もそういう選手が多い。


─JリーグがACLで振るわない理由もそこにあるのだろうか?

まだJリーグチームの所属ではACLに出られていない。蔚山所属で出たとき、私が最も苦手なチームが日本だった。シヌク兄さんや全北でACLに出たs根酒に話を聞いても、日本チームが苦手だという。簡単ではない。ただ韓国は精神力でより強いようだ。韓国選手は負けないようにする精神がよりおおきいようである。





─JリーグのFWのスタイルも違う点があるのか?

日本選手はゴール前で冷静なようだ。GKを見て打つシーンが多い。技術的なシュート、巻いて蹴るのは日本選手のほうが上手い。GKとしては大きく変わる部分はない。そういう部分を念頭に置いてボールが来れば防ぐ。


─ヨーロッパ進出の夢をかなり前から言ってきた。海外生活をしてみてどうなのか?

自信がさらに出たみたいだ。蔚山だけで10年間いた。蔚山では私の競技力が良くなくても、何回か防げば上手だったという言葉を聞いていた。私の位置が正確にわからなかった。なので出て行ってみたかった。評価を受けてみたかったのだが、ここに来ても多くの方々良い言葉をしてくれる。もっと発展してチャンスに鳴れば、ヨーロッパに出て行きたいという気持ちがさらに大きい。


─韓国選手はPKをよく防ぐという評価もあった。これも身体条件の影響があるのか?

身体条件の差ではないだろう。以前のFAカップ決勝戦のとき、城南のパク・ジュンヒョクGKは大きな身長ではないが2つ防いだ。個人が勉強をすごくして、研究をたくさんしなければならない。個人の武器を作るための努力をしたから多く防げるのだ。それでこそ競技場(※試合)に出られる。


─Jリーグに色んなGKが進出し、今のKリーグには若いGKがたくさん登場した。

今は試合でプレーしている若い選手が多いが、私はその年齢のとき試合にあまり出られなかったので、試合を見て羨ましいという気がする。選手がミスをして失点しても、試合でプレーすること自体が良いのである。選手が受け入れるには自信がかなり落ちるかもしれないが、それを勝ち抜けば、その場ではなくても選手生活をしていて多いに役立つだろう。


─決まりきった話だが、個人的な目標があるなら?

優勝といえば平凡だが神戸は本当に優勝をすごく望んでいるチームだ。創立して20年になったが、トロフィーを一度も取っていない。スタッフもそうだし選手も優勝への気持ちが大きい。私がいるときに初優勝を達成したい。


※②は代表の話だったので割愛



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