[チェ・インヨンコラム] キム・スンギュ-チョン・ソンニョン、Kリーグゴールキーパーの日本進出を見ながら
インターフットボール




※一部要約

GKはもうこれ以上忌避のポジションではない。
それだけ現代サッカーにおいて重要なポジションなのだが、私たちはGKについてよく分かってない、
なのでインターフットボールが用意した。
韓国サッカー史上、ワールドカップで初の無失点試合のGKであり、GKのスタープレーヤー時代を開いた"レジェンド"チェ・インヨンが次元の違うサッカーの話を聞かせる。[編集者注]


韓国サッカー選手の海外進出は1970年代のGKビョン・ホヨンの香港セミプロ進出が1号ということができる。
その後フィールドプレーヤーが香港セミプロに進出、チャ・ボングンの西ドイツ、ホ・ジョンムのオランダなど、ごく少数の選手が海外進出をして、2002年のワールドカップ以降にフィールドプレーヤーの海外進出が活発になった。

このようにフィールドプレーヤーが近くの日本、中国、ヨーロッパ、アラブなどへ多様に進出している反面、GKの海外進出は一部の1、2人の選手が海外で活動するなど、ほとんどないのが現実だった。

そんな中で今回、2016年に代表級GKが大挙日本Jリーグに進出した。

最近のGKの海外進出は、クォン・ジョンヒョクが2010年にフィンランドリーグに進出して約2年間活動して復帰したのと、キム・ジンヒョンが2009年から現在までセレッソ大阪で活動しているというのが現実だった。

チョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)、キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)、イ・ボムヨン(アビスパ福岡)の3選手が同時に日本プロサッカーに進出したのは、近年めったに見られない現象だと考えられる。


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今日本プロサッカーに進出するGKがいるのは、身体的な条件が日本選手より優れていて、日本GKの選手の幅が広くないという面で韓国GKが必要なためであると考えられる。

選手が海外に出ていくのは望ましい現象である。
国内で選手の立つ場所が狭い韓国から後輩のための道を開き、その他の選手の金銭的な利益にもなる部分があるので、望ましい現象だと思う。
ただしあまりに日本に偏ることについては憂慮される点である。
日本と我が国はほとんど差がなく、学ぶことが多くないためだ。
これからは日本を抜け出して様々な国に進出し、ヨーロッパ3大プロリーグで韓国GKが活躍する姿を見られるように、選手は挑戦精神を持って欲しい。

我が国のGKがより広いところへ進出できない原因があると考えられる。

筆者が考える原因は、まず海外進出が難しいのは、韓国が外国人GKを獲得することができない条件なので(※選手が国内に留まって)韓国で活躍していることも選手の不足現象をもたらしたのだと思われる。
筆者が中・高校でGKを指導していると良い身体条件を備えている選手が多くないので、小学校の指導者に尋ねてみると、GKが忌避のポジションだという話を聞いた。
ある指導者は「小さい頃から底辺が広くなくて、良い選手を発掘するのが難しくて大変だ」と物足りなさを伝えたりもした。

GKは良い経験を積むほど長くできるポジションなのだが、良い選手1人を抜擢して成功させるまでに多くの時間が必要だ。

二つ目は準備不足のようだ。
技術的にも問題がないようにしなければならないが、もう一つの理由は言語だと思う。
GKはチームの最後方から選手全体を指揮しなければならないので、その国の言語を習得できなくては海外進出が難しい。
選手の言語習得はフィールドやGKのどちらもする必要がある。

三つ目は挑戦精神が足りないということである。
さらに成長するためには、GKも海外の門を叩こうとする努力をしなければならない。
努力なしになされることはなく、GKのポジションは先に言ったように待つポジションであり、フィールドプレーヤーに比べて寿命が長いという点を考慮し、挑戦する精神を持たなければならないと思う。

良いGKになるには、血の滲むような練習をしなければならない。
そこに素晴らしい指導者による教えもなければならないのは当然である。
それでも一番重要なのは、選手自らの努力が成否を分けるということだ。
さらに広いサッカーの世界で活躍するGKが誕生することを期待する。


チェ・インヨン(龍仁サッカーセンターGKコーチ)



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