韓日戦の"ドーハショック"とサッカーの基本
蹴球ジャーナル


※一部要約

先月31日は重苦しく一日を始めた。
日曜日を"憂鬱モード"に変えたのは、数時間前に終わった韓日戦のせいだった。
衝撃と虚脱の余韻がかなり長引いた。
信じて疑わなかった韓国の勝利が、何かに惑わされたかのように蜃気楼みたいに消えたのでそれもそのはずである。

AFC U-23チャンピオンシップ開幕直前まで、ドーハは韓国にとって祝福の地だった。
1993年1月28日、"ドーハの奇跡"が演出されて韓国と日本の運命を分けたところだ。
日本人は最後の数秒を持ち堪えられず、イラクに同点ゴールを許して1994アメリカワールドカップ本戦のチケットを韓国に許した事件を、"ドーハの悲劇"と呼んだ。

23年後、同じ場所で両国のサッカーの境遇は180度変わった。
恥辱的な敗北は少しだけ慎重であれば防ぐことができていたので、物足りなさがさらに大きい。
2-0でリードしていた当時の雰囲気は、断然私たちの側だった。
だがFWの行き過ぎた意欲が追加ゴールのチャンスを飛ばしてしまった。
1ゴールを許した状況では、選手交代などで相手の勢いを緩めることができた。

日本は大会期間でずっと後半の中盤以降に底力を見せてきていて、韓国は前半のオーバーペースが憂慮されている状況だった。
だがどのような皇族措置も取らないまま2ゴールを立て続けに許した。
久しぶりに先発出場したチン・ソンウクが追加ゴールを、すぐに「監督の用兵術がすごい」や、試合が終わってもないのに「クォン・チャンフンの大会MVPが有力だ」と騒ぎ立てたテレビ中継陣の声が空虚になるしかなかった。


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孫子の兵法は"敵を軽く見ると必ず敗れる(軽敵必敗)"と警告した。
囲碁の十戒と呼ばれる圍棋十訣も"勝ちたいなら欲を出すな(不得貪勝)"という戒めを一番前にかかげた。
"攻めるときは自分自身を顧みよ(攻彼顧我)"と注文し他。

韓日戦は結果も惨めだったが、試合前に繰り広げられたこともすっきりとしない後味を残した。
"日本は私たちの優勝自販(JAPAN)機"。
大韓サッカー協会が選定した韓日戦の応援スローガンは奇抜だった。
だが"日本は私たちの自販機"と叫ぶのは、どこかきまりが悪い面がなくはなかった。
あえて皮肉な表現で相手を刺激する必要があったのだろうか。

案の定、日本がカッと怒った。
日本メディアは"大韓サッカー協会が日本を韓国の自販機のように優勝を献納するという意味のスローガンを掲げた"、"韓国は私たちを挑発したが、惨めに逆転負けした。"と嘲笑した。

ファン・ヒチャンは慰安婦問題を取り上げて波紋を起こした。
日本人は2012ロンドンオリンピックのとき、パク・ジョンウの"独島セレモニー"を思い出したのだろう。
実際にこのような問題を口にするのは、舞台やタイミングが不適切だった。
先にパク・ジョンウがFIFAから懲戒まで受けているのに、あえてそこまでする必要があったのかと思う。
真実の有無や真正性の攻防を離れ、政治・歴史的に敏感な両国間の懸案をスポーツの現場に引き出すのは、スポーツの基本原則から外れ、私たちのスポーツ外交にとっても良くない後暴風を呼ぶかもしれない。

"ドーハの衝撃"は多くのことを悟らせた。
勝負は生きている生き物であり、終わるときまで終わってなかった。
グラウンドでは試合の流れの強弱やテンポ、若い選手のアドレナリンを調節する誰かが必要であるということも、改めて痛感した。
相手への感情的なアプローチは結局災いを呼んだ。
相手を認めて配慮すること、フェアプレー精神で勝負を見据える成熟した意識についても考えさせられた。
サッカーは戦争だが常識でもある。


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