Kリーグ、もう外国人ファンを考えるときだ
ビズボールプロジェクト




※一部要約

毎週月曜の夜なら各国から来た外国人が一ヶ所に集まって熱を帯びた討論を繰り広げる。
JTBC芸能の<非首脳会談>だ。
今は12人の外国人が韓国語で討論をするほどである。
最近発表された資料によると、現在国内には約180万人の外国移住者が居住している。
そのうちソウルに登録された外国人だけで27万人であり、2000年に比べて5.4倍も増加した。

そうした流れはサッカー場でもそのままあらわれている。
わずか数年前でもKリーグ観戦のために競技場を訪れる外国人を不思議に思う視線が主だった。
だが2002韓日ワールドカップ、2012ロンドンオリンピックなどの国際大会で韓国が良い成績をおさめ、選手の海外進出が多くなり、韓国サッカーに対する外国人の関心も高まった。
現在はビールを持ったまま三々五々と集まって応援歌を歌う外国人を見ても、大して不慣れではない。

Kリーグへの国外地域の関心も高まっている。
ベトナムのThethao TVとBongda TVは11月からKリーグを放映する予定だ。
もうベトナムをはじめとする東南アジアのサッカーファンも、放送を通じてKリーグに接することができるようになった。

このように、Kリーグに対する対外的な関心はますます高まっている傾向だ。
だが今のKリーグのインフラは、外国人ファンを迎えるのにかなり不十分な水準である。
外国人にとって必須の基本的なサービスさえ、まともに揃えられていない場合が多い。


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試合観戦を望んでいる外国人や海外居住の外国人がKリーグに関する情報を得るため、まず最初に訪れるのはまさに"ホームページ"だ。
幸いKリーグ公式HPは2010年から英語サービスを提供している。
だがクラブのHPに行けば話は変わる。
現在FCソウル、水原三星、全北現代以外は英語バージョンのHPを運営しているクラブがない。
さらには数少ない英語バージョンのHPも様々な問題点を抱えている。

FCソウルのHPのチケット関連メニューには、インターパークの韓国語HPやFCソウルの韓国語HPへのリンクだけが存在する。
全北のHPも同じである。
水原の場合はチケットメニューすら存在しない。

一方、日本Jリーグは1部の18チーム中13チームが英語バージョンのHPを運営している。
チケットの場合、1部リーグから2部リーグのJ2リーグまで、全試合のチケットが購入可能な"Jリーグチケット"のHPが用意されていて、英文サービスも提供していて日本語が分からない外国人でも簡単にチケットの購入が可能だ。

Kリーグの全クラブの中で人口密度とアクセシビリティの面で最も有利なクラブは、FCソウルとソウルイーランドFCである。
特にFCソウルは、2010年から外国人を対象にして開催している"Expat's Day"イベントが今年で6回目を迎えた。
Expat's DayはFCソウルが"外国人住民の日"を指定し、入場券割引と同時に外国人のための多様な付帯行事とイベントを用意している。
初回だけで2000人あまりの外国人が競技場を訪れるほど、高い呼応を見せた。
クラブサポーターズ内に外国人サポーターズグループが別に存在したりもする。

だが肝心の競技場には、外国人のための案内や情報提供がかなり不十分だった。
競技場の周囲を彷徨う外国人も多かった。
クラブのグッズを買おうとしている外国人の質問に、職員はどうしていいのか分からずためらっている姿がほとんどだった。

すべての運営を外国人ファンに集中しろというのではない。
だが少なくとも情報を得るHPと競技場内の案内などでは、外国人も最低限の便宜を享受するべきである。
そのような基本的な求めにずっと背を向けるならば、不便さを甘受してでも競技場と訪れた外国人ファンでさえも、いつかは引き返すことになるかもしれない。
些細なことが大きな変化をもたらすことができる。
Kリーグを楽しむ外国人ファンのためのサービス構築に関心を傾けなければならないときだ。


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