[インタビュー] 指導者ユ・サンチョルの過去と現在、そして未来
スポーツ朝鮮




※一部要約

「準優勝だけ3回したらトラウマができそうだ(笑)」

蔚山大は最近"優勝福"がなかった。
去年の春季大学サッカー連盟戦と全国体育大会南帯部、今年の秋期大学サッカー連盟戦など、3大会で相次いで準優勝に終わった。
頂点の前で頭を下げた記憶が愉快なはずない。
だが蔚山大はわずか数年前まで"まあまあな"地域チームだった。
優勝圏の戦力に変貌した背景にはユ・サンチョル監督がいた。

"指導者ユ・サンチョル"のプロデビューは痛みだった。
2011年7月の大田シチズン赴任当時、勝負操作の波紋で満身創痍だったチームをまとめた。
翌年も死力を尽くしたが、"初心者監督の限界"を越えられなかった。
2012年12月に成績不振の責任を取って監督職から退いた後、Kリーグ広報大使として活動したが、心を満たすには力不足だった。
2014年1月、蔚山大監督に白衣従軍するのに時間はかからなかった。

蔚山大に赴任してからまず最初にした仕事は、選手と意思疎通することだった。
数年間振るってなかった蔚山大だったので、"反転"が尚更必要だった。
程なくして望んでいる色が少しずつ出始めた。
成績も後に続いた。
韓国大学サッカー連盟は11月にベトナムで行われる韓中日大学連盟戦に出る大学選抜チームの司令塔に、ユ監督を選任した。


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─去年に赴任してから蔚山大は見違えるように変わった。

選手がよくやってくれたおかげだ。
2年間、前だけを見て走ったが、コーチや選手が努力してくれて感謝するだけだ。
だが優勝できなかった。
準優勝だけ3回したらトラウマができそうだ。
厄払いでもしなければならないのではないかと思う(笑)。


─プロ監督から大学の指導者に行くのは簡単なことではないのではないか。

初めて指導者生活をしたときからプロの指導者に大きな未練はなかった。
それで高校の監督から始めた。
だが機会が早く訪れた。
振り返れば準備があまりできてなかった時期だ。
2011年7月に大田へ赴任すると、選手7人が一気に抜けた状況だった(当時の大田は7選手が勝負操作に加担した容疑で立件された)。
チームをまとめることはしたが、どう導くべきかが足りなかった。
周囲を統合できなかったような気もする。
2012年12月に大田を退いてから1年休んで、"最初から再び初めてみよう"と決心した。


─2014年当時の蔚山大は成績がそんなに良くなかった。苦労したのではないか。

大変だった(笑)。
面白いサッカーをしたかった。
幸い選手がしっかり従ってくれて、成績も徐々に出始めた。
代表チームの後輩だったチョン・ギョンホコーチと一緒にすることになったのも、大きな力になった。
私が細かく取りまとめることができない部分を、しっかりとまとめてくれる。
ありがたいだけだ。


─なぜ優勝の敷居をまたげなかったのか。

グループリーグから準優勝までは、私が見ても"自分たちのチームはこんなに上手いのか"と思った。
だが決勝戦に行って力が抜けたのか、残念な勝負が多かった。
それでも最善を尽くした選手にはずっと感謝している。
私が至らなかったのだ。


─大田で1年半を過ごして蔚山大で2年目を見据えている。差異点は。

大田の時期は周囲を見渡す余裕がなかった。
準備があまりできなかった時期だった。
だが難しい時期を経て経験が積もると、柔軟になる方法を学んだようだ。
Kリーグの試合があるたびに直接競技場を訪れて、様々なチームを見守って勉強したのも多いに役立っている。
もう指導者がどんなポジションなのか、少し分かり始めているようだ。


─選手が成長するのを見守る楽しみもあるだろう。

それが大学サッカーの妙味である。
高校からプロに直行する選手もいるが、突出した一部の選手を除けば、主戦の席を占めるのは容易ではない。
大学サッカーは、足りないものが残っている選手が再び機会を得て成長するところだ。
選手が毎年成長して自分の席を取っていく姿、プロに行って活躍する姿を見れば、やりがいを感じる。
私がさらに上手くやるべきだという責任感も、それだけ大きくなる。


─大学選抜チームの司令塔選任の便りを伝え聞いた。

準優勝だけ3回の指導者が大きな席を引き受けた。
国内の舞台で最高の大学選手を集めてチームを設けるので、期待感が大きい。
だがそれだけ負担になるのも事実だ。
後悔せず面白い勝負をしてみたい。


─大学を経てプロの舞台に立った選手の活躍が目立っている。

嶺南大を経たイ・ミョンジュやキム・スンデはA代表チームまで乗船した。
両選手はどちらも高校のときから良い活躍をしていたが、足りない2%は大学時代に満たしたのだと思う。
私も蔚山大でイ・ミョンジュやキム・スンデのような選手を育てるのが目標だ。


─Kリーグはもう40代の指導者が主流だ。現役時代の先輩後輩が多いが。

現役時代に続いて指導者として善戦する姿は、嬉しいながらも羨ましい。
試合などを見て多くを学んでいる。
私も遅れないようにもっと熱心に勉強し、努力するつもりだ。


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