[デューデン] 韓国、もう"おとなしいサッカー"とは決別しなさい
韓国日報




※一部要約

チェルシーがこうして彷徨っている姿を見ると訳もなく気分が良い。
そうだ。
私はチェルシーというチームが好きじゃない。
幼い頃にブラックバーン・ローヴァーズのホーム球場にかなり出入りしたが、暴力沙汰を経験したのはたったの一度である。
チェルシーファンがホームの観客エリアを襲撃して修羅場にしたのを思い出す。

プレミアリーグが始まった最初の年に行われたチェルシーとマンシティの試合を見に行った日も思い出す。
このときの両チームは金持ちクラブとは距離が遠く、1万人ほどの観客が寒い月曜日の夜にサッカー場を訪れただけだった。
チェルシーは伝統的なイングランドの強豪ではなかった(それでも小さなクラブでもなかった)。
1950年代と1970年代には華やかな時代があったというが、ビッグクラブの一員と認められるほどではなかった。





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皆が知っての通り、チェルシーというチームの性格は完全に変わった。
もう全世界でも指折りの金持ちクラブの一つになり、プレミアリーグのディフェンディングチャンピオンとして活動中だ。

だがある意味ではチェルシーをまだ完全に名門クラブと見るのは難しい。
彼らが見せる態度や行動などでそういうものがあらわれている。
まず、ロシアの富豪アブラモビッチはチェルシーのクラブオーナーとしてよく知られているが、この人物の過去は議論の余地がある。
この文章で詳細なことまで言及する必要はないが、彼が富を蓄積した過程や英国プロサッカークラブに投資をしたきっかけについては、疑わしい部分が多く存在する。

モウリーニョという男についても考える必要がある。
モウリーニョは戦術的に幻想的な才能を持っている人物だが、クラブが費やした途方もない資金にもかかわらず、水っぽいサッカーだけを駆使している。
チェルシーは才能のある最高の選手を保有しても、自分たちのサッカーよりも他チームのサッカーを妨げることにより重点を置いているようだ。

ジョン・テリーのようなロールモデルになるのは難しい選手がチームの象徴でもあり、ジエゴ・コスタという新たな問題児も出てきた。
コスタは優れた実力があるが、サッカーを拒否している人間のようにも見えるほどだ。
相手DFと喧嘩をしたり、退場させることにより関心があるように見える。

自分たちのチームでプレーすれば有用だが、他のファンは絶対に好きになれない選手のようだ。
人々が静かな男と記憶しているデニス・ベルカンプもそういうタイプだった。
競技場で実際に見ると、ベルカンプは肘で相手を攻撃し、足で蹴るなどのダーティープレーを頻繁にしていた人物である。
だが彼のサッカーには美しい点が多かったので、世間は彼の悪癖をもはや思い浮かべない。





韓国代表チームにはそういうタイプのダーティープレーヤーがいないという事実は慰めになる。
賢いサッカーと汚いサッカーには明確な違いがある。
韓国サッカーは全体的にきれいなサッカーをする。
偽ダイビングも少なく、主審を騙そうとする行動も多くない。
そのような面には拍手をしなければならない。
2006ワールドカップの報告書の中には"ダーティープレー"に関する項目もあったが、韓国は上位3位に入るきれいなチームだと評価された。

もちろんきれいなサッカーは、国際舞台で一瞬にして純真なサッカーに変質することもある。
2014ワールドカップのアルジェリア戦の前半は本当にゾッとするゲームだった。
アルジェリアは暴動でもしたのかのように荒々しく韓国を攻め立てたが、このとき韓国がジエゴ・コスタの使うような戦術でアルジェリアの勢いを削いでいれば、試合は違う方向へ流れていたかもしれない。
少しの時間稼ぎとファールが必要な瞬間だったかもしれない。

2015アジアカップのGLの試合が終わったとき、オーストラリアのケーヒルは記者と会ってこう言った。

「韓国選手があまりにおとなしくて驚いた」

ケーヒルはボール争いでジャンプをして、一緒に倒れた韓国選手が自分に謝る姿を信じられなかったという説明をした。
その姿が非常に変だと感じたと告白したのだ。

私はそういうシーンは理解できるが、そういう姿はちょっと変える必要があるとも考える。
今よりはもう少しタフで、あまり善良でないチームとなっても大丈夫だ。
皆がジエゴ・コスタ水準の行動をする必要はないが、本当に必要な時間で少しのトリックと路上戦術を使うのは、勝利のための賢い作戦にすることができるという意味だ。

シュティーリケ監督が過去に活躍した西ドイツ代表チームは、そのようなずる賢いサッカーに長けていたチームだった。
シュティーリケ監督はそういう戦術を一つか二つ選手に教えるかもしれない。
2015年のアジアサッカーで、韓国は最高のチームとして活躍した。
だが大韓民国が再び世界に挑戦するときは、ずる賢い戦術をいくつか準備して行く必要もありそうだ。
ジエゴ・コスタを真似るのは困るが、ある程度参考にするのは大丈夫だ!


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