野暮ったいマインツ、ク・ジャチョルが必要だ
ベストイレブン




※一部要約

マインツ05がボルシア・メンヘングラッドバッハ遠征で劇的なシーズン初勝利を勝ち取った。
だが2ゴールを決めて勝ったが、攻撃展開の過程で物足りなさの多い試合だった。

マインツは24日、ブンデスリーガ2ラウンドの試合でボルシア・メンヘングラッドバッハを2-1で下した。

プレシーズンに負ったふくらはぎとハムストリングの負傷から回復中のク・ジャチョルは、開幕戦に続いてこの日も後半に交代して実践感覚を積んだ。
開幕戦でサンペリオと交代して20分近くを消化したク・ジャチョルは、2ラウンドでは武藤嘉紀と代わって投入され、3分ほどプレーした。

マインツは勝ったとしても、攻撃展開の側面で見たときは良い点数を与えるのが難しい試合だった。
特にク・ジャチョルとポジションを争うユヌス・マリの不振が目立った。
前半序盤にシュートをクロスバーに一度当てたマリは、武藤など周囲の攻撃手と良い呼吸を見せられなかった。
連携に力を込めなければならない攻撃型MFとして、自分の役割を果たせなかった。
結局、両チームで最も早い後半18分に交代アウトとなった。

マリの不振は最近負傷から戻ってきたク・ジャチョルを思い出させた。
マインツが最も足りなかった部分は、1列目と2列目の間の連携の正確性だった。
ク・ジャチョルが最も上手くやれることでもある。
ク・ジャチョルは昨シーズン7ゴールで、ドイツ進出後の個人最多得点を上げた。
それだけでなく、良質のパスを岡崎をはじめとする同僚攻撃手に様々なチャンスを提供した。

シュミット監督は2-1でリードしている状況で無理な変化を試みず、ク・ジャチョルを投じて攻守のバランスを掴んだ。
機会の制限ではなく、実戦感覚を積ませようとする配慮の性格が濃い交代だった。
細かさが足りなかったマインツにとっては相変わらずク・ジャチョルが必要だ。


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マインツ、初勝利の裏であらわれた"岡崎の空白"
ベストイレブン




※一部要約

勝ちはしたが、様々な問題点があらわれた。
その中でも最大の問題点はレスター・シティに移籍した主砲岡崎慎司の空白だった。

岡崎の代替者としてFC東京から獲得した武藤嘉紀は、まだ適応が必要な姿だった。
多くの得点機会を掴んだがすべて飛ばしてしまった。
ポジショニングは未熟だったし、シュートは力が入りすぎて有効打が皆無だった。

開幕戦では15分ほど消化した武藤は、この日に先発で出て序盤からゴールを狙った。
だが活躍は不十分だった。
前半戦はいないかのように静かだった。
後半に入って攻撃力は少し良くなったが、シュートがすべて不正確だった。
後半終盤の1対1のチャンスでクロスバーを大きく越えるシュートをした武藤は、結局ク・ジャチョルとの交代アウトとなった。

もちろん1992年生まれでプロ4年目の武藤を、プロ12シーズン目でヨーロッパの生活だけで6年目の岡崎と比較することはできない。
武藤は東京で3シーズンやってヨーロッパに進出した一方、岡崎は6年間国内の舞台でガッチリとキャリアを積んだ。
マインツで2シーズン連続二桁得点を上げて、ブンデスリーガのA級FWとして新たに浮上した。

マインツでは岡崎の役割が大きかっただけに、武藤の負担感も大きくならざるを得ない。
岡崎はマインツだけで70試合29ゴールを決めたFWだ。
すぐには難しくても代替者として獲得されたうえ、能力そのもので言えば岡崎よりも良い評価を受けているだけに、期待に応えなければならない武藤である。
マインツがやはり今シーズンを成功裏に送るためには、岡崎の空白をしっかりと埋めなければならない。
武藤の活躍にかかっている。


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