[from武漢] "加油"、"ガンバレ"だけあって"ファイティン"はない
FourFourTwo




※一部要約

武漢スポーツセンター練習場の広告看板はすべて日本企業が埋め尽くした。
日本のマーケティング企業"電通(dentsu)"が2021年まで東アジアカップのグローバルマーケティングとメディアの権利をすべて持っていて、自然と朝日新聞、ホンダ、キリン、東芝、TOTOのような日本企業がスポンサーに付いた。

30日夕方7時、武漢スポーツセンターの補助球場で練習した日本女子代表チームは馴染みの広告と多くの日本人職員に囲まれ、遠い他国の地でも自分のホームのように気楽に練習した。
練習時間も前日に午前10時から午後7時に移したと伝えられている。
そこにはどうしても"スポンサー"の力が作用してなかっただろうか?


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日本の次に中国女子選手が同じ練習場で足並みを揃えた。
代表チームのバスから降りる前、散歩中だった武漢市民がバスに彫られた中国国旗を見て1人2人と集まってきた。
カナダ女子ワールドカップで善戦した女子代表チームだという事実を知った市民1人がバスの中に向かって"加油"と叫ぶと、シャボン玉のように広がった。
ある市民は女子チームの監督からサインを貰っていた。

記者会見場は東アジア連盟のエンブレムが入ったTシャツ姿のスタッフと、絶対多数の取材陣がすべて中国人だった。
どこへ行っても中国が聞こえた。
掲示板も中国語(少しの英語)であり、記者会見も中国語が基準だった。


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それとは異なり武漢で韓国代表チームは表に現れることができない。
同じ宿舎を使っている北韓代表チームが何をしているのか、それぞれの部屋から出てこないので、大会全体で見ると韓国と北韓の2チームはどちらも"引きこもり"中だ。

大会組織委員会が伝えた練習日程を変更しようと思っても無視されるのが常である。
前日に変動したスケジュールが突然代表チームに伝えられたりもする。
韓国は31日の男子チームの練習時間を10時にする意思を伝えたが、夕方6時にしろという答えだけを聞いた。

試合日程も開催国中心だ。
中国は男女チームのどちらも韓国、北韓、日本の順に試合をする。
韓国、北韓との試合時間は夜9時(現地基準)、日本戦は8時10分である。
韓国が日本、北韓との試合をそれぞれ夕方6時20分と5時10分にするのとは対照的だ。
武漢の猛暑で夕方の2~3時間というのは天と地の差である。

大韓サッカー協会のある関係者は「組織委との協力がしっかりできてない」とため息を吐き、ユン・ドクヨ女子チーム監督は「開催国だからまあ・・・」と言葉を濁した。


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韓国は初大会からもれなく参加中である。
チョン・モンギュ大韓サッカー協会長が副会長を引き受け、東アジアサッカー連盟の堂々たる一員だ。
だが武漢の取材二日目で東アジアカップから受けた印象は、韓国がまるで"招待チーム"のようだということである。

日本が主導して中国が開催国の地位を享受し、ここでは"ガンバレ"と"加油"は聞こえるが、どこにも韓国男女へ向けられた"ファイティン"はない。
韓国ができるのは静かに試合を準備するだけだ。
ACLと似ていた。
恥ずかしい観客数、行方不明のTV中継、だが強いチームの出場。

ユン・ドクヨ監督は「競争力のあるアジアチームと大会をできて嬉しい。(東アジアカップは)ワールドカップ、アジアカップより比重の低い大会だが、一試合一試合が私たちにとっては貴重だ。女子サッカーの新たな躍進のキッカケだと思う」と語った。



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