[フットボールリストS] アジアツアー③ヨーロッパビッグクラブ、韓国にはなぜ来ないのか
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※一部要約

サッカー熱気が高いアジア市場に向けられたヨーロッパサッカークラブの関心は昨日今日のことではない。
夏をアジアで過ごすチームは毎年いた。
東南アジアと日本、中国を中心に、韓国に向かったチームも少なくなかった。

2003年にFCバルセロナがロナウジーニョとともに来韓して水原三星と激突したし、2005年にはサムスン電子とスポンサーシップ契約を結んだチェルシーが、モウリーニョ監督を同行させて水原三星と試合を繰り広げた。

パク・チソンが活躍していた当時のマンチェスター・ユナイテッドは2007年と2009年に来韓してFCソウルとプレシーズンマッチを行なった。
韓国選手を保有しているヨーロッパクラブの韓国訪問試合は頻繁にあった。
パク・チュヨンのASモナコ、ソル・ギヒョンのフラム、去年ソン・フンミンとともにレバークーゼンも韓国ツアーで試合をした。


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その他に城南一和を運営していた一和グループが2003年にピースカップを創設し、ヨーロッパや南米有数のビッグクラブが韓国でトーナメントをする姿も見られた。
ピースカップは2009年にスペインで行うなど海外開催を推進したが、2003年・2005年・2007年および2012年大会は韓国で行われた。

ピースカップでPSVアイントホーフェン、オリンピック・リヨン、トッテナム・ホットスパー、アストン・ヴィラ、ハンブルク、サンダーランド、レアル・ソシエダなど、ヨーロッパのビッグリーグチームの試合をホームで見ることができた。

最近は韓国を訪れるヨーロッパチームの足は遠のいている。
決定的なキッカケは、2010年に行われたFCバルセロナとKリーグオールスター戦の招待の興行失敗だ。
当時FCバルセロナの来韓試合を推進した代理店は、投資対効果を上げることができなかった。
2010南アフリカワールドカップで優勝したスペイン代表選手が全員参加しなかったし、メッシも15分しかプレーしなくて、良い評価を受けられなかった。

韓国ツアーに立ち寄ったヨーロッパチームも、日本や中国、東南アジアやアメリカツアーを進めたときほど印象的な効果を享受できなかった。
空席が多かったし、他地域に比べてファン層が厚くない。
限られたプレシーズン期間で商業的目標と戦術的目標をどちらも達成しなければならないヨーロッパチームにとって、韓国ツアーはそれほど効率的ではない選択である。





今夏もキ・ソンヨン所属のスウォンジー・シティが韓国ツアーの可能性を打診したが、条件が合わなかった。
中国資本の投資を受け、東アジアツアーを推進しているアトレティコ・マドリードも日本と中国だけを訪れる。
韓国ツアーも打診したが、交渉がしっかりと行われなかった。
国内企業は不況で投資費用が減った。
ヨーロッパチームを招待するほどの経済的環境になってない。

一和財団がサッカーへの投資を中断してピースカップが廃止されたのも、韓国でヨーロッパチームの試合を見られない理由の一つである。
アメリカから始まりオーストラリア、中国、カナダ、メキシコなどに活動領域を拡張したインターナショナルチャンピオンカップの存在も、ヨーロッパのビッグクラブが韓国ツアーの日程を考慮できないもう一つの理由となっている。

今後も韓国選手を保有していて韓国企業の後援を受けているチームでなければ、プレシーズン期間にマーケティング的目的で韓国を訪れるヨーロッパチームが出てくるのを期待するのは難しそうに見える。



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