シュティーリケ監督がさらに見せなければならないもの
蹴球ジャーナル


※要旨

韓国と日本が共催した2002ワールドカップに備えるためフース・ヒディンク監督を迎えてから、これまで5人の外国人指導者がさらに国家代表の指令塔を引き受けた。
だが、ヒディンク以降でサッカーファンに強烈な印象を植え付けた指導者は事実上いなかった。

2006ドイツワールドカップ予選で引き受けたコエリョやボンフレール監督は柔弱だという印象だけを残し、ドイツワールドカップ本戦の責任を負ったアドフォカート監督は"小将軍"というニックネームらしくカリスマは引き立って見えたが、結局望んでいた16強の目標を果たせずに短期で退任して持続的な影響力がなかった。
後任者だったファーベーク監督は、リーダーよりも参謀のイメージが非常に強く、ついにその限界を超えることはできなかった。

ファーベークの後、国内指導者に再び戻ってきた"大統領選挙"は2014ブラジルワールドカップに惨敗してからまた外国人に戻った。
大韓サッカー協会が優先交渉対象として指名した人物はもともとファン・マルバイク監督だったが、獲得が不発となり、その代打で登場したのがまさに今のウリ・シュティーリケ監督である。


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シュティーリケ監督はレアル・マドリードなどで選手としては最上級の活躍を繰り広げたが、指導者のキャリアをあまり信用できなかったのも事実だ。
なので彼の招聘に物足りなさや憂慮の声が多く出てきたのは自然な流れだった。
シュティーリケ監督はサッカー協会の候補者群の1人だったが、「今回はドイツ出身に一度任せてみた方が良さそうだ」という協会首脳部の意向がかなり作用していたことが分かった。

ドイツが長期間手がけてきたユースサッカーの投資で模範的な成功モデルを作っているという事実、その結果としてブラジルワールドカップの頂点に上がって当代最高のチームとして新たに出てきたという点、ブンデスリーガが世界トップレベルのリーグとして再び脚光を浴びているという点、規範と先進戦術を重視するドイツのスタイルが、私たちにとっても学ぶべき点が多いということなどが、ドイツ出身指導者の招聘の後押しとなった。

シュティーリケ監督は就任後に以前の外国人指導者とは大いに異なる歩みをしている。
夫人とともに韓国に来て生活するほど、自分のすべてのものを注ぐ献身性が引き立って見え、代表チームレベルだけでなくユース代表チームに至るまで韓国サッカー全体の技術的な絵を描くことに惜しみなく参加していて、何よりKリーグを重視していて国内リーグから新たな資源を発掘するという明確な姿勢を示している。
アジアカップのイ・ジョンヒョプの成功事例は、シュティーリケが投げた素晴らしい勝負の賭けだった。
サッカーファンにも"親シュティーリケ"の雰囲気が強く形成されているが、これはヒディンク以降では見られなかった現象だ。

それでもシュティーリケはさらに見せて証明しなければならないことが残っている。
明らかなのは、彼が2018ロシアワールドカップのために韓国に来たという事実だ。
ワールドカップの舞台で韓国がどのような戦術的スタイルと特徴を見せて国際競争力を証明するかが、彼に与えられた最大の責務である。

アジアカップで韓国は"実利サッカー"、"沼サッカー"という別称を得たが、シュティーリケ監督が追求するサッカーの真髄はまだ正確には表れていないようだ。
6月から始まるロシアワールドカップ予選を通じて"シュティーリケサッカー"のビジョンをよりはっきりと見せることを期待している。



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