"熱気ホカホカ"日本小都市の開幕戦の風景
蹴球ジャーナル




※要旨

Jリーグサガン鳥栖の縁故地である日本佐賀県鳥栖市。
ここの人口は約7万人に過ぎない。
2009年末に入団してから年数で7年目のキム・ミヌは、自身の故郷と比べて「慶南晋州市よりはるかに小さい」と言うほどである。
四方に田畑が広がる風景は、韓国の郡単位の田舎を連想させる。

この素朴な都市が普通の大都市に劣らない巨大なエネルギーを吹き出すときがある。
地域のサッカーチーム・サガン鳥栖のホームゲームの日だ。
昨シーズンのリーグ1試合の平均観客数は1万4000人あまり。
都市全体の人口の5人中1人が試合のたびにホームのベストアメニティスタジアムを訪れたわけだ。

2015シーズン開幕戦が行われた7日の風景も変わらなかった。
キックオフ5時間前の午後9時からファンが集まり始めると、すぐに東西南北すべての出入口で入場を待つファンの長い列ができた。
ホームサポーター席の北側出入口では、その行列が周辺の道路にまで続いた。


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祭りの雰囲気だった。
事前に注文していたシーズンチケットとユニフォームを貰い、ファンショップで応援グッズを購入するファンの顔は明るい微笑みでいっぱいだった。
クラブマスコットの毛帽子をかぶった子供から白髪のお婆さん・お爺さんまで、老若男女の区別はなかった。

新潟市から出発して約1000キロ離れた鳥栖駅に下りた遠征ファンも三々五々と一組になって開幕を待った。
入場後、両チームのサポーターは応援垂れ幕を掲げて新しい応援歌を練習し、雰囲気がさらに高まった。

キックオフの前に各種開幕イベントが繰り広げられた。
印象的だった部分は、遠征ファンのための配慮。
「ウェルカム・トゥ・鳥栖、ウェルカム・トゥ・ベストアメニティスタジアム」という場内放送にすべてのホームファンが起き上がって遠征席の南側スタンドに向けて拍手をすると、すぐに新潟ファンも「鳥栖、鳥栖」と叫んで応じた。

同じ時刻に韓国で行われたKリーグの全北現代と城南FCの開幕戦で、"カササギの頭部"が遠征ファンを驚かせた事件とは極めて対照的な風景。
違うにしてもあまりに違っていた両リーグの"遠征チームの歓迎方"だった。


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開幕戦に出た両チームの選手は、激しい試合を繰り広げた。
荒いプレーで雰囲気が加熱して、数回試合が中断したりもした。
だがファンの応援戦はサッパリとしていた。
相手チームの選手に対する野次を最小限に減らしたまま、支持するチームの選手に向けた激励の拍手を高めた。
鳥栖が誇る"家族的雰囲気"は、異邦人の目にも大きな印象を残した。

後半序盤に発表された開幕戦の入場観客数は1万1580人。
鳥栖のチームカラーである空色と新潟の象徴であるオレンジ色が調和した小都市の競技場で、Jリーグの隠れた底力を発見することができた。


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